強欲日記

毒にも薬にもならない話をぽちぽちと。

日記を見返す楽しみの話

かれこれ日記を4年ほどつけている。

 

毎日書いているわけではないし、飛び飛びになったり何ヶ月も書いてなかったりする時もあったり、時にはその日食べた物を箇条書きにしているだけだったりもするけど、昔の日記を読み返すのが最近は特に楽しみだ。

 

自分が使っているのはスマートフォンの日記アプリで、1ページにその日の10年分の日記が表示されるものだ。

去年の、一昨年の、一昨々年の自分は何を感じ何を考え、何をしていたのかを改めて読むのは少し気恥ずかしくてむずがゆいような、でも懐かしいような気持ちになる。

 

こうやって昔の日記を読み返していると、あんなにも悩んでいたことや苦しいと思っていたことも「今はそうでも何年か経てば劇的に変わるよ」って昔の自分に言ってあげたいと思うようになる。

 

そんなに深刻になんなって。

お前が思っているほどその悩みは重大なことではないんだぞって。

 

でも今まさに思い悩んで苦しんでいる「自分」からしたら、それはとても重大な悩み(に思えている)なのも間違いのないことで。

 

きっとその繰り返しで人生というものは前に進んでいくんだろうなと思った。

映画館が好きだという話

映画館が好きだ。

映画館の雰囲気が好きだ。

目当ての映画が始まるまでの待合ロビーでの時間が好きだ。

映画が始まるまでに流される広告映像や注意事項の映像が好きだ。

何よりも映画館の入り口からスクリーンに向かうまでのあの非日常な感覚がとても好きだ。

 

昔よく行っていた地元の映画館は、入り口を入るとそのままスロープで地下に降りていく仕組みで、その暗いスロープの壁に貼ってある蛍光塗料の付いたシールを見ながら「自分は今から夢の国に行くんだ」なんて思ったりしていた。

 

映画を観るというのはまだまだ自分にとっては非日常だ。

 「映画館が好き」とは言っても元来集中力がなく、他人のちょっとした動作や音に敏感な自分にとっては敷居が高い娯楽には違いない。

 

それでも。

だからこそ。

映画館に映画を観にいくのはやっぱり自分にとっては特別で。

そして映画館で観たいと思うような作品もまた特別なんだろう。

 

今まで映画館で観た作品はだいたいどんな時に誰と観にいったか(大抵映画は一人で観る派だけど)まで覚えている。

 

今年は沢山映画館で映画を観ようと年始には思っていたけど、なかなかその時間が取れなくて足が遠のいてる。

今やっている作品や近日公開の作品にも是非映画館で観たいと思うものが沢山あるので、その中のいくつかは映画館で観たいと思う。

 

これからも沢山の素晴らしい作品に出会えますように。

 

凝り性と飽き性の話

その時々の自分の状態によって、好きな物や嫌いな物ががらっと変わることがある。

 

元来が飽き性なのか、それとも凝り性が行き過ぎて急速に凝って急速に終わってしまうのかはわからないが、それまで全く興味がなかったものに急にハマッてガーーーっと追いかけていくことがある。(そして1年くらいで遠ざかる)

 

それと同じようにそれまで楽しみにしていたことが急にいやになったりすることもあって、我が事ながらなかなか先が読めなくて困るなーと思ってしまう。

 

でも幸せって、その時その瞬間に感じるものだと思うから、それはそれで真っ当に幸福を追い求めているということなのかもしれない。

 

多分、これからも色んな物を好きになっては急速に追いかけ、急速に飽きて離れていくことを何度も何度も繰り返すことだろう。

 

でもそんな自分を責めるようなことはないようにしたいと思っている。

 

色んな世界を覗いたからこそ、知ることが出来ることもたくさんあるし、やってみないと分からなかったことなんてそれこそ山のようにあるのだから。

ブックカバーと旅の話

本屋が好きだ。

本屋でもらうブックカバーがとにかく好きだ。

 

本屋のブックカバーを見るとその本を買ったときの状況や情景が目に浮かんでくる。

こんな気持ちの時に買ったなとか、この本と迷って結局こっちを選んだっけとか。

そんな気持ちにさせてくれる本屋のブックカバーが好きだ。

 

でもそれ以上に好きなのは旅先でふらっと入った本屋で買った本をズボンの尻ポケットに入れて、電車待ちや移動の間に読むこと。

 

旅先という自分にとっては非日常の中で、日常を送る人達に紛れてさも「自分もここにいるのはいつものことですよ」って顔をしながら本を読んでいるのが好きだ。

 

もちろん、地元にはない大型書店に入ってそこのブックカバーをつけてもらうのも好きだ。

買ったばかりの本を持って入れるようなカフェが近くにあるとさらにいい。

 

自分にとって、旅とは非日常を体験することと共に、その中で日常を送る人達の中に紛れてしまうことでもある。

 

だから自分は、ポケットに買ったばかりの本を入れて今日もふらりと一人旅に出る。

生まれ変わりがゲームみたいだったらいいのにという話

生まれ変わりがもっとゲームみたいだったらいいのに。

 

死んだら「あーー 死んだかーーー!!」つってまた1面から再スタート!!

みたいな感じで。

もしくはキャラメイクからやり直しでもいいな。

 

とにかくもっと生まれ変わりがもっとカジュアルな感じなら別に死ぬのも怖くなくなるんじゃないかと思う。

 

今は必要以上に死に対して色んな想いが付き過ぎてるから。

 

はい死んだ!!よーし!次こそはもっといい人生を送るぞ!!

って感じでね。

 

そうすればたとえ人生でつまずいても「よし この人生はしんどいところから這い上がるのを目標にするぞ」とかって出来るしね。

 

生きるのもだいぶ変わってくる。

 

ゲームで負けた時みたいな気軽さで(悔しくはあるけれども)もっと生きたり死んだりしたい。

アニメをほとんど観なくなったという話

アニメをほとんど見なくなった。
少なくとも今期はほとんど観てない。
理由としては今まで仲良くしていたアニメ関連の友人と少し気まずくなってしまい、会うことやツイッターで絡むことがなくなってしまったからだと思う。
元々話題の共有のような意味合いも含んで観ていたアニメが、共有する必要がなくなり、モチベーションがガクッと下がってしまったのだろうか。

今はもっぱら筋トレをしたり読書をしたりmarvel系の映画を観たりとその時自分がしたいことをしている。

いつかまたアニメを観ることもあるのだろうか。
来期は面白そうなタイトルがいくらかあるが、それは観るのだろうか。

どうだろう。よくわからないな。