日記を見返す楽しみの話
かれこれ日記を4年ほどつけている。
毎日書いているわけではないし、飛び飛びになったり何ヶ月も書いてなかったりする時もあったり、時にはその日食べた物を箇条書きにしているだけだったりもするけど、昔の日記を読み返すのが最近は特に楽しみだ。
自分が使っているのはスマートフォンの日記アプリで、1ページにその日の10年分の日記が表示されるものだ。
去年の、一昨年の、一昨々年の自分は何を感じ何を考え、何をしていたのかを改めて読むのは少し気恥ずかしくてむずがゆいような、でも懐かしいような気持ちになる。
こうやって昔の日記を読み返していると、あんなにも悩んでいたことや苦しいと思っていたことも「今はそうでも何年か経てば劇的に変わるよ」って昔の自分に言ってあげたいと思うようになる。
そんなに深刻になんなって。
お前が思っているほどその悩みは重大なことではないんだぞって。
でも今まさに思い悩んで苦しんでいる「自分」からしたら、それはとても重大な悩み(に思えている)なのも間違いのないことで。
きっとその繰り返しで人生というものは前に進んでいくんだろうなと思った。